オフィスH  誠信の交わり

オフィスH(オフィスアッシュ)のブログです。世界から、豊かな物語を紡ぐ個性的なアニメーション映画や独立系作家に役立つ情報を紹介します。

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26日から、「EPOC in CG vol.6」が始まった。
http://homepage1.nifty.com/tollywood/

出足はスロー。。。
大学や専門学校の先生に薦められて団体鑑賞してくれる、生徒さんたちもいるのだが、個人の客足が鈍いようだ。
この興行も、一般の人たちにも楽しんでもらいたい。
劇場を出るときに「カネ返せ」とは思わない作品ラインアップだ!!と思っている。
それどころか、話題作先取りなのに。

映像業界で仕事をしている人たちが劇場に足を運んでくれるのは、少ないかも知れない。
「忙しい」とか、「まだやってると思っていたら、終わちゃったのね」とかね。
世界のトップ3に入る映画祭で選んできた作品なんだから、映像に携わる人には”今年のトレンド”を観てほしい。

「DVDは出ないの?」と聞かれることもある。
9本の作品をDVD化するのに、どれほどの時間と費用が掛かるか分かっているのかしら?
「あなたが1000枚買ってくれるなら、DVDにしてもいいけど」と言いたいけど、グッと堪える。

3週間の日程を取っているのだし、往復の時間を考えても4時間の”暇”を作るようにしてくれたら。。。



29日は、WPCフォーラムで「Best of Annecy 2005」の上映会を行った。
100名くらいのお客さん。
こちらは、業界っぽい人が目立つ。
常連さんもいる。

WPCフォーラムを主催する日経BP社に感謝している。
費用一式を負担して、上映枠を押さえてくれる。
担当者のOさんの苦労は大変だろうな。
入場料 x 来場者数 = \○○○,○○○だけでは、上映会は開けないだろう。
WPCフォーラムがスポンサーになってくれなければ、世界で一番早くアヌシーの受賞作品特集を日本で上映できない。

今年は、アヌシーから担当者ステファンさんとミカエルさんも参加してくれた。
TIFFCOMに、MIFA見本市の出展をした帰り。
このように日本で上映会が1999年以来続いているのを、とても喜んでくれた。
その顔。。。どうぞ写真をご覧あれ(左がステファン、真ん中ミカエル、右は私です)



文化庁の平成17年度映画祭助成に、「EPOC in CG」(正確には、「トリウッド アニメーションの21日間)」で応募した。

応募したことも忘れた頃に、「不採用」の通知を受け取った。
理由は分からない。
日本映画上映助成への勧誘レターが同封されていたところを見ると、「外国作品への助成はしない!」と勘ぐってしまう。
政治家も、役人も、財界人も「アニメ大国 ニッポン」に自信満々だから、ヨーロッパなんかのインディペンデント作品には興味ないのかな。



「EPOC in CG vol.6」は17日まで。
残り僅かだけど、来場者が増えるように、さらに努力しよう。
常連さんと、作品を提供してくれた作家への期待に報いたい。

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