オフィスH  誠信の交わり

オフィスH(オフィスアッシュ)のブログです。世界から、豊かな物語を紡ぐ個性的なアニメーション映画や独立系作家に役立つ情報を紹介します。

こんにちは、オフィスHの伊藤です。
HNewsご愛読に感謝し、今月はイベントニュース連発です。

(1)ドイツのクリスマス菓子&デコレーションの販売会
(2)杉並アニメーションミュージアムでBACA-JA
(3)「ヒトラーの建築家 アルベルト・シュペーア」DVD発売へ
(4)アニメーション・スリー
(5)キュートエムオール2005プレビュー
(6)「花のこえ」 武蔵美卒業生の第1回監督短編ドキュメンタリー
(7)アヌシー・フェスティバルのコンペ要項 お助け和訳


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(1)ドイツのクリスマス菓子&デコレーションの販売会

ヨーロッパのキリスト教圏では、11月末になると、デコレーションやプレゼントなどの“クリスマスマーケット”が広場に立ちます。
家族揃って買い出しに行くのが、子どもの頃の楽しい思い出なんだそうです。
郊外に巨大ショッピングセンターができる時代になっても、“クリスマスマーケット”は教会や市庁舎が建つ、街の中心地に露店を出す。頑なさ。
今年は「日本におけるドイツ年」でもあり、ドイツ商工会議所で1日限りの“クリスマスマーケット”。

ドイツのクリスマスケーキの定番「シュトレン」、木製のかわいらしいデコレーションやキャンドルなど、この機会にお買い求めになってはいかが?
ドイツワインのテースティングもあるそうです。(ワイン販売はありません)

開催日時:11月23日(祝) 正午~午後4時
場所:在日ドイツ商工会議所(千代田区三番町2-4 三番町KSビル5F)

参加希望者は、会員サービス部へお問い合せください。
03-5276-8720

http://www.dihkj.or.jp/ln3.html




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(2)杉並アニメーションミュージアムでBACA-JA

むっむむ、なんじゃ「BACA-JA」って?
杉並アニメーションミュージアムで年末に向けて開催される、気になるイベントのご案内です。

■BACA-JA(ばかじゃ・ブロードバンド・アート&コンテンツ・アワード&ジャパン)
関西テレビ主催の学生を対象にした映像コンテスト。
今回は、映像コンテンツ部門等の優秀作品を上映します。

開催日:11月25日(金)、26日(土)、27日(日)

Aプログラム:
最優秀作「診察室」、優秀作「THE MAN IN THE ROOM」、
佳作「Birds」、佳作「algae」、入選「落花性」

Bプログラム:
特別賞「psycho kickes」、優秀作「アニマ」、
佳作「愛の部屋」、入選「ぱらぱらえすけーぷ」、入選「Test」

13:00~ Aプログラム  13:45~ Bプログラム
15:00~ Aプログラム  15:45~ Bプログラム
事前にHPで上映時間を確認してください。

http://www.sam.or.jp/event.php#event
http://www.ktv.co.jp/baca/index.html


■インディペンデント作品特集上映
久里洋二氏、古川タク氏の作品を上映します。
11月19日(土)、26日(土)、12月3日(土) 午後12時~


■「日本の立体アニメーション特集」追加上映。
開催場所は、杉並アニメーションミュージアムでないので、ご注意ください。

日本のパペットアニメーションやクレイアニメーション等の立体アニメーション9作
品の上映です。
6月に杉並アニメーションミュージアムで仮設スタジオを設置し、パイロット映像を作成した“Puppuka_Pechika”(ププカペチカ)の作品(「PECHIKA~ヤンクルのレストラン」)も上映されます。

上映場所/カフェano(チェコアートセレクトショップano1階)
上映日時/11月30日(水) 19:30~20:42(72分)
定員/15名様(予約制)
ご予約は、電話かメールにてカフェanoに直接お問い合わせください。
Tel・Fax:03-5467-0861
mail:cafeano@yahoo.co.jp
(ご希望の日にち、お名前、お電話番号、人数をご記入ください)
http://www.ano-web.com/access.html




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(3)「ヒトラーの建築家 アルベルト・シュペーア」DVD発売へ

真剣、直球のドイツTVドラマのDVD。
ヒトラーの側近にして、最期の友人であった軍需大臣アルベルト・シュペーアの栄光から転落までの真実のドラマ「ヒトラーの建築家 アルベルト・シュペーア(原題 SPEER&HITLER)」。
エミー賞受賞経験を持つハインリッヒ・ブレロアー監督がメガホンを取り、制作費17億円と綿密な調査を元に製作された戦後60周年記念作品の4枚組ボックスだそうです。

12月23日発売(ハピネット・ピクチャーズ、税込み11,970円)。
本編約279分/全3話/5枚組(DISC1~4+特典ディスク1枚付)。
http://www.happinet-info.com/pictures/

靖国問題が、アジア諸国との間の火種になっている、日本。
ドイツの戦後60年間は、謝罪の連続だった・・・ 被害者が許すまで、加害者は誠心誠意わびるしかない。
昨年のノルマンディ上陸記念のXデーでは、初めて公式招待された独シュレーダー首相と、ナチスドイツに占領されたフランスのシラク大統領とが友情の抱擁を交わした。
欧州は、20世紀までの度重なる戦禍地獄を経て、“戦争ができない枠組み”EUの構築途上にいます。
彼の人々を見て、我が国の現状を考える。見応えありそうですね、このドラマ。



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(4)アニメーション・スリー

「加藤久仁生・坂本サク・坂井治 続 アニメーション・スリー」、今日から開催。
とてもポエジーな、3作家の作品ですね。
内外のコンペなどで受賞した作品+最新作多数の一挙公開。

会期:11月18日~11月30日
開催場所:目白オープン・ギャラリー(JR山手線目白駅より徒歩1分)
http://www10.ocn.ne.jp/~mog-art/exhibitions/2004/codomo/index.html

目白散策の途中で立ち寄ってみようかしら。



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(5)キュートエムオール2005プレビュー

世界初!?「キュート」をテーマにたくさんのショートアニメーションを集めた、上映会だそうです。
「キュート」テーマのアニメーション、確かに“世界初”だろうな。。。
Kawaiiは日本発コンセプトだし。
世界で「かわいい」が、どれほど通用するか、そして「かわいい」の先に、より深くに何があるのか・・・ビミョーに楽しみです。

とにもかくにも、インディペンデントな作品が増えることは良いことですね。誰に気兼ねすることなく、発表の場を選べる。今風に言えば、権利ビジネスもできる。

以下、主催者の企画意図。。。
PIXはデジタルを使って拡張された優れた才能をもつ個人作家の作品と共に、日本ではあまり表には出ることのない企業の中で生み出される個人作品(もしくはプライベートなテイストを持つ作品)を「かわいい」をテーマに収集いたしました。2D、3D、ドールやクレイなど数々のアニメーション手法で表現される「かわいらしさ」。個人と企業のクリエーションにおけるバリエーションや多様性を等しく同じ地平でみなさまにお見せできると思います。

開催日:12月9日(金)、10日(土)
開催場所:下北沢トリウッド
http://www.pixlabel.net/cuteemall2005.html



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(6)「花のこえ」 武蔵美卒業生の第1回監督短編ドキュメンタリー

トリウッドに上映テープを受け取りに行って、ステキな映画チラシを見つけました。
花や風と遊んだ記憶を記録した、「花のこえ」(監督 太田綾花)。

同級生が一人しかいない、伊豆山奥の分校に通った作者が、13年後に閉校となった、“おどろきの連続”を与えてくれた母校をビデオカメラで記録したそうです。

11月23日(祝)~12月2日(金)、下北沢トリウッドで。
http://homepage1.nifty.com/tollywood/



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(7)アヌシー・フェスティバルのコンペ要項 お助け和訳

ある長編アニメーション映画のプロデューサーに、「来年のアヌシーに応募してくださいよ」と言ったら、「応募要項が分からん」と言われちゃいました。
国際コンペ応募をオススメする一人としては、「それじゃ、諦めてください」と突き放せずに、「和訳しましょう」なんて言っちゃった。

あーあ、です。
下手の横付きでも、苦心して和訳するなら、みなさんにもお使いいただけるようにします。
このブログに掲載します! きっぱり宣言したぞ、と。
もうやらないわけに行かなくなりました。
今月末まで待ってください。


(2005.11.18)

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