オフィスH  誠信の交わり

オフィスH(オフィスアッシュ)のブログです。世界から、豊かな物語を紡ぐ個性的なアニメーション映画や独立系作家に役立つ情報を紹介します。

昨晩は、ほりえもん逮捕を知らずに帰宅し、民放数社の特別番組で事の次第を知りました。
スピード逮捕だったんですね。

マスコミというバーチャルを通すとはいえ、リアルタイムで”事件”に立ち会えなかった悔しさもあり、今日は午後5時~5時半の民放各局の”ニュースエンターテインメント”をザッピングしました。
大きな事件は追加発生せず、どこもかしこも、使い回したビデオを編集して、時間を埋めている様子。
おもしろいほど、各局が同じ頃合いに、同じような画面の、同じような切り口の”ニュース”を流しているのですよね。
しかも、少々嬉々として。
(これで、ほりえもんに自局が乗っ取られることもなくなり、祝辞みたいでした)

一番笑ったというか、ここまでするか!と思ったのが、「六本木ヒルズ・レジデンスから、3畳半の独房へ」というコーナー。。。
2つの番組(TBSとフジだったかな。。。どれも同じなので、どれがどの局か混乱しています)では、「3畳半の独房」のバーチャル背景を作り、アナウンサーさんたちが一つ一つ解説していました。

途中途中にお決まり事として、物知り顔の解説者さんが、「時代の寵児ともてはやしたマスコミも反省すべきところはありますよね」と付け加えるんですね。
免罪符?

ほりえもんショックは、今日のキー局の実像を示しているような。
こんなにもたくさんの公共の電波で、右へ倣えの”ニュースエンターテインメント”を放流して良いものなのかしら、ね?

教訓「時代の寵児になってはならない」。
これは家訓にしなきゃと思いました。

ほりえもんは、墓穴を掘って、お上の手に落ちたようです。
そうでなくとも、マスコミがいじくり回し、時代の寵児となり、連日連夜出ずっぱりで、数ヶ月で飽きられる”芸能人”は多いようですね。
その方々に才能がなかったのか?
あるいは、才能を搾り取り、ぼろ雑巾のように捨てるのがマスコミなのか。。。

わたしがご紹介する作品は、マスコミに乗らない方が良いのかしらと感じた、午後の一時でした。

コメント

コメントフォーム
記事の評価
  • リセット
  • リセット