オフィスH  誠信の交わり

オフィスH(オフィスアッシュ)のブログです。世界から、豊かな物語を紡ぐ個性的なアニメーション映画や独立系作家に役立つ情報を紹介します。

昨日、第79回米アカデミー賞の候補作が発表されました。
短編アニメーション部門は5本。
http://www.oscar.com/nominees/?pn=list

The Danish Poet
Lifted
The Little Matchgirl
Maestro
No Time For Nuts

「The Danish Poet」は、カナダNFBで「王さまのシャツ」という、ステキな短編を作ったノルウェイ人のTorill Koveさんの新作。わたしはまだ観ていませんが、この作品もきっとステキなストーリーだと思います。

「Lifted」は、サウンド編集などで14回もノミネートされているGary Rydstromさんの短編。

「The Little Matchgirl」は、ディズニー「美女と野獣」を手がけたRoger AllersさんとDon Hahnさんの”マッチ売りの少女”。古典的な題材の、上出来の2DCG作品です(セル画アニメーションとミックス)。

「No Time For Nuts」は、ブルースカイの「ICE AGE」のリスもの…(笑)。

ハンガリーのGeza M. Tothさんの「Maestro」も、残念ながら、観ていなかったので、ネットで少し。カメラワークが、おもしろいかな…3DCG的には、ある種古典的なカメラ移動とも感じるけど、斬新なんでしょうね。

2006年のアヌシーで、審査員特別賞以下複数の受賞をした「Dreams and Desires - Family Ties」(イギリス、Joanna Quinn)と、グランプリ受賞の「Histoire tragique avec fin heureuse(ハッピーエンドの不幸なお話)」(フランス/ポルトガル/カナダ、Regina Pessoa)はノミネートされませんでした。

さて、オスカーを手にするのは?
やっぱり、アメリカ勢かな・・・

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