オフィスH  誠信の交わり

オフィスH(オフィスアッシュ)のブログです。世界から、豊かな物語を紡ぐ個性的なアニメーション映画や独立系作家に役立つ情報を紹介します。

こんにちは、オフィスHの伊藤です。
CJax日加ショートアニメーション・エクスチェンジ~日加アニメーション作家の国際デビューの支援~の、日本イベントファーストステージ(10月26日、第20回東京国際映画祭公式上映~提携企画)も無事終了しました。
ご参観くださったみなさん、どうもありがとうございます。
http://blogs.yahoo.co.jp/cjax2007

そして、文化庁映画週間第4回世界映画人会議IIのシンポジウムも、おもしろい展開で終わりました。
議論の時間は十分にはありませんでしたが、日本に欠けているものを問題提起できていたとしたら、幸いです。
日英語の報告書が来春発行されます。
その前に、当日講師のレジュメ等をオフィスHのブログにあげます(この週末予定)。どーぞご覧ください。

(1)11月17日から、山村浩二さんの『カフカ 田舎医者』、シネカノン有楽町2丁目で公開
(2)11月17日から、「ファンタスティック!チェコアニメ映画祭」スタート 
(3)「ひらけ!メディア 日・韓メディア芸術の現在2007」、11月5日まで
(4)フランスで大ヒット、低予算・シンプル動画ながら、傑作『ペルセポリス』日本公開決定
   http://blogs.yahoo.co.jp/hiromi_ito2002jp/50979532.html
(5)新日本未来学会「第1回未来学フォーラム」開催
(6)フィンランドのデザイナー7組による「日本の香」をテーマにした展覧会「Lisn to Finland」、
   4日まで

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(1)11月17日から、山村浩二さんの『カフカ 田舎医者』シネカノン有楽町2丁目で公開

世界の4大アニメーション映画祭を制覇(すっごいぞ!パチ、パチ、パチ)した、
山村浩二さんの新作『カフカ 田舎医者』が、ついに日本のスクリーンに登場します。

11月17日(土)から、話題の新スポット有楽町ITOCiA(イトシア)にできた、
シネカノン有楽町2丁目でモーニング・レートショー公開です。
http://www.shochiku.co.jp/inakaisha/index.html

この公開に合わせて完成した、短編『こどもの形而上学』、そして、アカデミー賞ノミネート『頭山』、山村さんの不条理三部作の一つ『年をとった鰐』、グリーンピース・ジャパンの『校長先生とクジラ』が同時上映されます。



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(2)11月17日から、「ファンタスティック!チェコアニメ映画祭」スタート 

チェコアニメーション、往年の名作を取りそろえた、
「ファンタスティック!チェコアニメ映画祭」も、17日(土)から公開。
渋谷ユーロスペースと吉祥寺バウスシアターでは、12月14日まで。
その後、横浜のシネマ ジャック&ベティで巡回上映されます。

1989年以前の国営時代に作られたアニメーション集です。
いわば“チェコアニメの黄金期”を代表する、32本(4プログラム上映)です。
共産党一党支配の社会統制下でも(だから?)、アイロニーや風刺、ユーモアと普遍的なヒューマニズムを発揮した、アニメーション作家たちのファンタジーです。
そして、その卓越したアニメーションテクニックは必見。

詳しくは・・・
http://www.a-a-agallery.org/event/fantastic/index.html



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(3)「ひらけ!メディア 日・韓メディア芸術の現在2007」、11月5日まで

東京工芸大学中野キャンパスで開催中、展覧会「ひらけ!メディア 日・韓メディア芸術の現在2007」。
日本と韓国のアーティストと研究者が一同に集まり、作品展示やシンポジウムなどを通して、東アジアにおけるメディア芸術の現在と今後を展望しています。
最終日11月5日(月)には、3つの特別プログラムがあるそうです:
 講演・パフォーマンス 「ヒグマ春夫映像試論」
 シンポジウム 「ひらけ!メディア 日・韓メディア芸術の現在2007」
 講演 「韓流映画のなかで」

日本と韓国のメディア芸術の「いま」をリアルタイムで体験できる、作品展示も5日まで。

詳しくは・・・
http://www.t-kougei.ac.jp/about/event/2007/038.html


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(4)フランスで大ヒット、低予算・シンプル動画ながら、傑作『ペルセポリス』日本公開決定

今年一番観たい、長編アニメーション映画です。
http://blogs.yahoo.co.jp/hiromi_ito2002jp/50979532.html



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(5)新日本未来学会「第1回未来学フォーラム」開催

学際的に“未来”を学究する「日本未来学会」もご多分に漏れず、1968年創立頃からのメンバーが高齢化し、活動の停滞があったそうです。
そこで、今年「新日本未来学会」に衣替えして、再スタート。
http://www.iftech.or.jp/miraisite/

“未来”の議論に興味ある方は、「第1回未来学フォーラム」へ。
詳しくは・・・
http://www.iftech.or.jp/info/071110mirai_forum/mirai_forum.pdf



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(6)フィンランドのデザイナー7組による「日本の香」をテーマにした展覧会「Lisn to Finland」

4日まで開催中の「東京デザイナーズウィーク2007」。
http://tdw07.excite.co.jp/

日本のデザインをリードしてきた、アクシスギャラリーでも、新しい視点から「日本」を捉える試み展覧会も、4日(午後5時)まで開催中です。
フィンランドを代表する7組のデザイナーが、日本の「香」をテーマにした、インセンスプロダクトを発表する展覧会「Lisn to Finland」。
日本のお香が漂う空間で、日本とフィンランド、異なる風土と文化の融合を体感できるそうです。
AXIS Gallery・・・
http://www.axisinc.co.jp/gallery/

同展のプロデュースは、京都・四条烏丸と東京・青山にショップを持つ、インセンスブランド「Lisn(リスン)」。
フィンランドから参加したデザイナーは、イルッカ・スッパネン、ハッリ・コスキネン、ペンタゴンデザイン、シラップヘルシンキ、カンパニー、ナオト・ニイドメ、ラストウェア。
本展は、リスン京都+京都精華大学「Shin-bi」でも開催されます。
http://www.lisn.co.jp/lisntofinland/index.htm

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