オフィスH  誠信の交わり

オフィスH(オフィスアッシュ)のブログです。世界から、豊かな物語を紡ぐ個性的なアニメーション映画や独立系作家に役立つ情報を紹介します。

こんにちは、オフィスHの伊藤です。

もうすぐゴールデンウィーク。早いですね・・・

(1)第20回 CGアニメ コンテスト 入選作品上映会
(2)CJax カナダ派遣 日本人作家決定
(3)第2回『映文連アワード2008』の作品公募 ~ 世界は、短編の中にある
(4)プロダクション I.G×マッグガーデンコミック大賞開催
(5)アート系のアニメーションDVDシリーズ、”ニュー・アニメーション・アニメーション”(NAA)
   サイト、リニューアル
(6)NHK教育番組「リトル・チャロ」、アニメーション制作はSpooky graphic
(7)シュトゥットガルト・アニメーション・フェスティバル開幕間近
   <長編部門強化、Animation Production Day>
   ついでに、ボローニャ方式に思う。
(8)ラジカル鈴木さんの新刊『メタボ抜けたらヨメが来た!男の食いしんぼダイエット』
(9)ICC「オープン・スペース2008」開幕、来年3月までの長期展示
(10)SKIPシティ「動き出す色の世界“DANCE WITH COLORS!”」展
(11)カフェ&ブックス ビブリオテーク 6周年 4月24日にイベント
(12)アヌシー・フェスティバル 今年も混みそうです
   世界は、長編アニメーション映画が元気です!
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(1)第20回 CGアニメ コンテスト 入選作品上映会

大阪のプロジェクトDoGAのみなさんが、“自主制作によるCGアニメ作品の発表の場を設け、広く一般にPRするとともに、その質的向上を促進する”という趣旨で、20年前から続いている、「CGアニメ コンテスト」の入選作品上映会がGWにあります。

今回の審査に参加させていただきました。ガーンとクラクラする作品に出会えなかったのは残念ですが、最終選考に残った作品のレベルは高かったようです。わたしもそうですが、審査は苦心しました。
ほぼ手弁当で20年間続けている、DoGAのみなさん、お疲れさまです。

●東京会場
開催日:5月5日(月・祝)
会場:なかのZERO 大ホール(中野区中野2-9-7)

●大阪会場
開催日:5月24日(土)
会場:大阪市中央公会堂(通称: 中之島公会堂、大阪市北区中之島1-1-27)

●共通項目
時間:開場12:00 開演12:30 終了17:30(予定)
料金:入場無料(予約不要、来場者多数の場合入場制限あり)

●内容
  入選したCGアニメ作品を20~30本上映
  表彰式・受賞者を交えての座談会・入選作品集ビデオの販売
  CGアニメ作家のオリジナルグッズの販売
  東京のみ、都市伝説物語「ひきこ」試写会(http://www.anec.co.jp/hikiko/hikiko.html)
  (大阪のみ、CGアニカップ日本代表選手発表会

●お問い合わせ:DoGA内「CGアニメコンテスト係」
E-mail: contest@doga.jp
http://doga.jp/



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(2)CJax カナダ派遣 日本人作家決定

CJax~日加ショートアニメーション・エクスチェンジの推薦作家21名の中からカナダへ派遣する2名の作家が決定しました。
CJax推薦日本人作家の作品が特別上映されるのは、カナダを代表する2つの映画祭、世界短編映画祭、オタワ国際アニメーション・フェスティバルです。

また、6月9日から開催される、世界最大規模のアニメーション・フェスティバル Annecy 2008で、CJaxに登場した作家が公式コンペ部門にノミネートされました。

短編部門
加藤久仁生さん、新作『つみきのいえ』。加藤さんは『或る旅人の日記』でノミネート経験ある、“アヌシー常連”。
カナダのジェシー・ローゼンスイートさん、『Paradise』。ジェシーさんも『The Stone of Folly』に続く2度目のノミネートです。

学生部門
加藤隆さん、『Recorder』



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(3)第2回『映文連アワード2008』の作品公募 ~ 世界は、短編の中にある

社団法人映像文化製作者連盟(映文連)は、「世界は、短編の中にある」をテーマに『映文連アワード2008』の作品公募をしています。

『映文連アワード』というのは、「コンテンツが大事」と叫ばれる世相にあって、幅広いメディアの作品を一堂に集め、「プロフェッショナルの、プロフェッショナルによる、プロフェッショナルのための映像祭」として、昨年始まったそうです。
2回目となる今年は、映文連会員社に限らず、広く一般から公募。

「世界は、短編の中にある」をテーマに、世界の多様性を伝える短編映像の魅力をさらに広め、そこから新しい映像業界発展の芽を探り出す、いわば、“ショートフィルム・ルネッサンス”を興したいと考えているとか。
やっと短編に真の追い風が吹いてきた・・・かな(笑)
コンテンツ大国を掲げるお役所も揃って応援するそうです:
ソーシャル・コミュニケーション部門に「文部科学大臣賞」
コーポレート・コミュニケーション部門に「経済産業大臣賞」

募集期間:4月1日(火)~年5月31日(土)
募集要項・参加申込書、詳しいことは映文連サイトをご覧ください。



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(4)プロダクション I.G×マッグガーデンコミック大賞開催

こんなお知らせも来ていました。
プロダクション・アイジーとマッグガーデンは共同でコミックおよびコミク原作を募集する「プロダクション I.G×マッグガーデン コミック大賞」を開催することとなりました。

本大賞のもっとも特筆すべき点は、対象受賞作品は賞金500万円の他に「出版化」、「映像化」を確約しているという点です。
また、漫画原作者の安童夕馬氏(サイコメトラーEIJI)・漫画家の山本英夫氏(ホムンクルス)・押井守監督(スカイ・クロラ The Sky Crawlers)・三池崇史監督(クローズZERO)の4人の鬼才が顔を並べ“明日”の人気作家 の原石を探しだします。

応募期間:2008年4月15日~9月30日(運営事務局必着)




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(5)アート系のアニメーションDVDシリーズ、”ニュー・アニメーション・アニメーション”(NAA)
   サイト、リニューアル

ブログ「春!アニメーションのDVDを買いたくなったら」でもお知らせしましたが、海外のショートアニメーションのDVDシリーズが充実しています。
中でも知る人ぞ知る!名作シリーズが、ジェネオンエンタテインメントの「ニュー・アニメーション・アニメーション」(NAA)。
宣伝グループの飯田さんから、サイトリニューアルのお知らせをいただきました。
確かに見やすくなっている!

今後は、作品内容が動画で確認できたり、「アニメーション」に関するニュースやコラムも発信するそうです。

「ニュー・アニメーション・アニメーション」シリーズって?
世界には日本のTVアニメーションからは想像もできない、ユニークでおもしろい、別世界のアニメーションが存在しています。
人形や切紙、粘土に砂、ガラスや水墨など、セルとは違う様々な材料、手法で作られるアニメーション。
3分の短編から90分の長編まで、旧作も新作も取り混ぜて、アート性、作家性、実験性の高いユニークなアニメーションを世界各国から選りすぐり発売しているシリーズです。



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(6)NHK教育番組「リトル・チャロ」、アニメーション制作はSpooky graphic

Spooky graphicハヤシヒロミさんから久しぶりにメールをいただきました。
「いつもメルマガ楽しく拝見させていただいています」・・・「どうもありがとう、ございます」

以下、ハヤシさんより
3月31日よりNHK教育で放送が開始されました「リトル・チャロ」という英会話学習用番組内のアニメのデザイン、演出をSpooky graphicで担当させていただいています。

あー 知ってる、「リトル・チャロ」!
英語下手の私も、時々見ております。あのアニメーションがハヤシさん手製だったとは。