オフィスH  誠信の交わり

オフィスH(オフィスアッシュ)のブログです。世界から、豊かな物語を紡ぐ個性的なアニメーション映画や独立系作家に役立つ情報を紹介します。

イメージ 1

こんにちは、オフィスHの伊藤です。

経済産業省の村上さんのインタビュー、お楽しみいただけたようですね。さっそく反響もありました。
物言う役人が出てくると、民の側も、良くも悪くも応じてみようという気持ちが高まるのでは・・・暖簾に腕押しじゃねぇ。

(1)欧州アニメーション快進撃の裏にあるのは?
    Pronews連載[Anime bless you!]
    Vol.03 政府と業界の合意で進むスウェーデン産業・文化振興
(2)サンダンスでスウェーデンのアニメーション受賞
(3)カナダ・ケベック州のフィルムセンター収蔵アニメーション特集上映
    カナダのアニメーション、各地で開催か
(4)カナダワイヤレス企業視察 参加者募集
(5)ラピュタアニメーションフェスティバルで、エストニア特集
(6)"Cheers" to 100 Years of German Animated Film
(7)アヌシーへの道
    ツアー催行をちょっと考えています

☆ ☆ ☆ ☆ ☆
(1)欧州アニメーション快進撃の裏にあるのは?
    Pronews連載[Anime bless you!]
    Vol.03 政府と業界の合意で進むスウェーデン産業・文化振興

北欧合作の3DCGアニメーション長編映画『Niko & the Way to the Stars』(監督:Michael Hegner、Kari Juusonen、仮題『ニコとスターへの道』)がヨーロッパ各国でヒットしています。
フランスでは、ドリームワークスの『マダガスカル2』と共にトップテン入り。100ヵ国以上で公開される予定です。
そして今、スウェーデンでもCG長編が制作中。カンヌ映画祭登場が期待されています。
(トップ画像は、08年のフライヤーです。(c) Atmo)


日本でも、コンテンツ分野に対する総合的な産業・文化支援が議論されるようになりました。
スウェーデンの先例が、日本で袋小路に陥りがちな議論に渇を入れてくれるかも。




☆ ☆ ☆ ☆ ☆
(2)サンダンスでスウェーデンのアニメーション受賞

昨年の海外アートアニメーション@トリウッド 2008秋で上映した、スウェーデンのアニメーション・映像作家、ヨナス・オデルさんが、新作『Lies』でサンダンス映画祭の最高賞を受賞しました。

また来日して講演してくれた、エーリック・ローゼンルンドさんは(1)で紹介した、スウェーデンのCG長編映画に参加しています。
トリウッドでの講演では、個人作家からの飛躍の実例を話してくれて、参考になりましたね。




☆ ☆ ☆ ☆ ☆
(3)カナダ・ケベック州のフィルムセンター収蔵アニメーション特集上映
    カナダのアニメーション、各地で開催か

10回目を迎えるカナダ・アニメーション・フェスティバル(CAF)は、カナダ国立映画制作庁の70周年を祝って、特集上映などを検討しています。
お知らせできる段階ではありませんが、ご期待に添えるよう、資金調達に走り回っています。
みなさん、ご支援&応援をお願いします!

CAFだけでなく、今年は、各地でカナダのアニメーションをご覧になれる機会が増えそうです。

詳しい開催情報は届いていませんが、3月17日(火)~3月29日(日)に京橋のフィルムセンターでCinematheque Quebecoise(ケベック州のフィルムセンター)の特集上映があるとか。
仮称 A Selection of Canadian Animation:From the Collection of La Cinemath??que Queb??coise(カナダ・アニメーション映画名作選)。
90本近い短編が予定されています。ほぼNFBのコレクションらしいです。
昨年春同シネマテークでおこなわれた、日本作品の回顧上映「アニメの源へーー日本のアニメーション映画(1924年~1952年)」との交換事業らしいです。

前回お知らせした、個人上映のFILMRONIC 〔フィルムロニク〕も3月20日(祝)に、2回目をおこなうそうです。
初回は成功。HNewsの読者も足を運んでくださったそうです。
今後もカナダ作品が入るかは分かりませんが、こういう企画もいいですね。

ハリウッドみたいな派手さはないけど、アニメーション映画100年の歴史の中でネタが尽きないカナダは、やっぱりアニメーション大国なんですねぇ。



☆ ☆ ☆ ☆ ☆
(4)カナダワイヤレス企業視察 参加者募集

カナダ大使館からのお知らせです。

カナダ大使館は、MCPC(モバイル・コンピューティング推進コンソーシアム)と米国大使館商務部などとの協力で、4月に米国ラス・ベガスで開催さるCTIAワイヤレス2009に因んで、同展示会及びカナダ・バンクーバーへのワイヤレス産業視察旅行を企画しました。
また、途中、アンドリュー・シーボルト主催のセミナーや親睦会への出席など、多数のプログラムを盛り込みました。
ツアー(3月30日~4月5日)の参加者を募集しています。

カナダは多くの次世代向けの無線技術を開発し、米国、日本市場をはじめ世界の主要市場に技術供給を続けています。
この実態を見ていただき、これまで日本に存在しなかった製品、サービス、ビジネスのアイデアや技術に触れていただき、国内での競争に向け差別化のヒントにしていただければ幸いです。

詳しくは、カナダ大使館 商務官/トレード・コミッショナーの巖さんにお尋ねください。
メールアドレス:kimihiro.iwao@international.gc.ca



☆ ☆ ☆ ☆ ☆
(5)ラピュタアニメーションフェスティバルで、エストニア特集

9回目を迎えるラピュタアニメーションフェスティバルでは、「エストニアのアニメーション ~サイコ-にシニカルな不条理ユーモア~」を特集します。

会期: 3月15日(日)~4月11日(土)
会場: ラピュタ阿佐ケ谷(48席)ザムザ阿佐谷(128席)
入場料金: (当日)一般¥1,200、シニア・学生 ¥1,000、ほか割引あり


エストニアといえば、旧共産圏ですね。ソビエト連邦というのがありました。
その体制を作ったのが、「ロシア革命」。
5月にUPLINK Xで、「ロシア革命アニメーション 1924-1979 ~ロシア・アヴァンギャルドからプロパガンダへ~」が予定されています。
プロパガンダに利用されたアニメーション。怖いモノみたさもあり、観たいなぁ。


コメント

コメントフォーム
記事の評価
  • リセット
  • リセット