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フランスの3DCGアニメーションスタジオTeam TO(チームトー)が制作している立体アニメーション映画『Occho Kochio(おっちょこちょい、と読むらしい)』が、今週フランス・リヨンで開催中のCartoon Movieでプレミア試写されます(現地時間3月3日)。

Team TOは、旧Sparx*の共同設立者の一人Guillaume HellouineとパートナーCorrine Kouperらがパリに設立したスタジオ。
今年、南仏ヴァランスに2つめのスタジオをオープンします。
Guillaumeたちとは、Sparx*の頃に、日本の愛知万博・三井東芝館の「Grand Odyssey」のアニメーション制作を一緒にやった思い出があります。

アフリカの珍鳥を主人公にした本作は、スタジオのオリジナル企画で、Antoine Barraudの絵本のCGアニメーション化。
CGデザインを担当したのは、ヴァランスにあるアニメーションスクールLa Poudriereの卒業生で、『A Mouse's Tale』で数々の受賞をしている、Benjamin Renner。
2010年フランス公開の予定。

Cartoon Movieとは、ヨーロッパのアニメーション振興を図るオーガニゼーションCartoonのイベント。
今年は、『Occho Kochio』の他に2本(『Around the World in 50 Years』、『Cendrillon』)のヨーロッパ製立体アニメーションの長編が登場するそうです。

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Occho Kochio (c) Team To

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