オフィスH  誠信の交わり

オフィスH(オフィスアッシュ)のブログです。世界から、豊かな物語を紡ぐ個性的なアニメーション映画や独立系作家に役立つ情報を紹介します。

Annecy 2009、アヌシー国際アニメーション・フェスティバル開会も1ヶ月後に迫りました。
4月29日には長編部門コンペティションのノミネート作品が発表されています。


長編部門の10作には、日本から『Redline』(小池健監督)が入っていると思っていたら、「誤報らしい」という情報。さて、さて。
そうなると、コンペから日本作品が消えてしまいます。アニメ大国としては寂しい限り。

わたしが絶対に観たいのは、オーストラリア作品の『Mary and Max』。
『Harvey Krumpet』でオスカーの短編アニメーション部門賞を受賞したAdam Elliotさんの新作です。
エリオットさんは審査員としてアヌシーに招かれているから、現地でお会いできるといいなぁ。

そして北欧からは3本の長編がアヌシーに登場します。
公式コンペには、ノルウェーの『Kurt blir grusom 』。
アウトオブコンペには、デンマークの2本『Rejsen til Saturn』『Disco Ormene』。
『Rejsen til Saturn』はA. FILM の制作。
このブログの愛読者なら、A. FILMはピンと来てくれるかしら。アヌシー後にデンマーク視察を予定しています。アヌシーで作品に出会えてラッキーです。

同じくアウトオブコンペのイスラエルとオーストラリア合作『9,99 $』も興味大です。不真面目なコメディらしい(?)。
イスラエルで長編アニメーションですよ。あの『戦場でワルツ』とは、かなり趣向が違うらしいです。

お馴染みのアメリカ作品は4本が公式コンペにあるものの、アルゼンチン、韓国、そしてフランス/アイルランド/ベルギー合作ありと多彩です。
アウトオブコンペの9本と合わせれば、日本じゃ観られないレア作品が存分に楽しめそう。

以上、わたしの個人的関心が赴く、Annecy 2009長編作品への期待度でした。

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