オフィスH  誠信の交わり

オフィスH(オフィスアッシュ)のブログです。世界から、豊かな物語を紡ぐ個性的なアニメーション映画や独立系作家に役立つ情報を紹介します。

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Annecy 2009は長編が総合グランプリの年だったように思います。
それは、『Mary & Max』で受賞した、オーストラリアのアダム・エリオット監督への歓声が物語っていた。
そして、長編部門グランプリは、もう1本の新作にも贈呈されました。
それが、ヘンリー・セリック監督の『Coraline(コラライン)』です。

アヌシーの上映では時間が合わず、見ることができませんでした。見た人たちに聞くと「良い映画だった」と。
ジョン・ラッセターやティム・バートンとCalArts校の同級生で、後にバートン製作の『ナイトメア・ビフォア・クリスマス』『ジャイアント・ピーチ』を監督した、セリックさんのストップモーション・アニメーションの新作です。

見損ねたから、ネットチェックしていたら、NY在住の岡本太陽さんという方の米映画批評を見つけました。
『ナイトメア・ビフォア・クリスマス』の監督が贈る話題の最新作! (75点)
ファミリー向けの割に、不気味に怖い映像があり、ギリギリの線だとか。あー、見たい!

フランスでも6月10日に封切られ、6月末の時点で30万人を動員しているから善戦しています。
ユニバーサル・ピクチャーズの配給で、フェスティバルの期間も、地元新聞などで宣伝していました。

長編グランプリが2本あったことに「どうかなぁ?」と疑問視する向きもあったけど、『コラライン』はストップモーションにCGエフェクトを効かせた、なかなかのできばえだったようです。
あー、見たい!!!

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