オフィスH  誠信の交わり

オフィスH(オフィスアッシュ)のブログです。世界から、豊かな物語を紡ぐ個性的なアニメーション映画や独立系作家に役立つ情報を紹介します。

第83回米アカデミー賞の長編アニメーション部門候補15作品が発表になりました。
オスカー公式サイト>>

細田守監督の『サマーウォーズ』が入っていますね。
アジアからもう1本、中国の『The Dreams of Jinsha(夢回金沙城)』(監督:Chen Deming、プロデューサー:Su Xiaohong)がノミネートされています。
これ、すごいらしいです・・・
予告編が見られます>>
米国公開作品が条件のオスカーのため、12月3日からロスのLaemmle Music Hallで公開されると、Animation Magazineが報じています

候補作については、海から始まる!?で紹介されています>>

ついに、中国オリジナルのアニメーション映画が国際舞台で評価され始めましたね。

同じくAnimation Magazineによると、インドのToonz Animationがカナダのモントリオールに制作スタジオを開くそうです。
2つのTVシリーズの制作『Speed Racer』と『HTDT』が決まっています。総予算約620万米ドル(約5億2700万円)。
Toonz Animationは、1999年に設立され対欧米ビジネスを展開。今では、南アジアを代表するスタジオになっています。

モントリオールといえば、下北沢トリウッドで開催中の世界のアニメーションシアター WAT 2010で、ケベック制作のTVシリーズの上映をおこなっています。
いずれも、北米、ヨーロッパを始め、世界展開する力のあるプロデューサーの企画です。
WAT 2010 ケベック編の紹介>>

日本が世界の潮流に乗り遅れてる間に、中国やインドの制作会社やプロデューサーはどんどん国外展開して成功しつつのかな・・・

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