オフィスH  誠信の交わり

オフィスH(オフィスアッシュ)のブログです。世界から、豊かな物語を紡ぐ個性的なアニメーション映画や独立系作家に役立つ情報を紹介します。

南米最大規模のアニメーション映画祭Anima Mundiに行ってきました。
ブラジルのリオデジャネイロとサンパウロの2都市で、7月29日から延べ11日間開催される映画祭です。
昨年もレポートしましたが、大勢の子どもたちが来場する、楽しいイベントでした。

3日にリオデジャネイロの前半が終了し、コンペティション各賞の発表がありました>>
最優秀長編アニメーション映画賞は、スペインのFernando Cortizo監督作品O Apostolo』。
最優秀短編アニメーション賞と最優秀学生作品賞は、ドイツのフィルムアカデミー学生作品の『
Wedding CakeViola Baier)

わたしが注目したのは、最優秀ブラジルアニメーション賞の『Guida
新進気鋭の女性監督
Rosana Urbesさんの初監督作品です。
ドローイングアニメーションのテクニックも優れ、ストーリーもおしゃれな短編です。

Rosana UrbesさんのHP>>
イメージ 1

Anima Mundi4人のディレクターの一人Cesar Coelhoさん(左)とRosana Urbesさん。

長編賞を受賞したスペインは、短編『
Fuga』(Juan Antonio Espigares監督)で専門賞も受賞しています。
躍進著しいですね。

日本人では、『08:00』(
久保雄太郎、東京藝術大学大学院アニメーション専攻)が最優秀ギャラリー賞を受賞しました。
 
今年もブラジルのアニメーションに関するレポートを出しますので、お楽しみに。

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