オフィスH  誠信の交わり

オフィスH(オフィスアッシュ)のブログです。世界から、豊かな物語を紡ぐ個性的なアニメーション映画や独立系作家に役立つ情報を紹介します。

こんにちは、オフィスHの伊藤です。

デンマークへ行って参りました。ヴィボーのアニメーション・ワークショップ(TAW)で打ち合わせをしてきました。来年、日本とデンマークのアニメーション関係のイベントをあちらで開催する予定で、準備が始まっています。

オーデンセのアンデルセン・ミュージアムも訪問し、デンマークの印象派絵画を研究されている、日本人研究者、矢田恵子さんにご案内いただきました。今夏、ジブリのアニメーターを招いて、アニメーションのワークショップも開催されるそうです。
コペンハーゲンの国立博物館では「コスプレ」展示を見ました。現地化したコスプレはヨーロッパで人気です。

今週末は京都にお邪魔します。
京都・立誠シネマプロジェクトで上映中の「WAT 2016 世界のアニメーションシアター」のトークイベントで出させていただきます。
6月11日(土) ゲストは、『彼女と彼女の猫 -Everything Flows-』の坂本一也監督。
6月12日(日) ゲストは、京都精華大学国際マンガ研究センター研究員のユースギョンさん。
トークイベント>>

坂本監督には、京都を第2のアニメーション制作拠点にしようと、制作だけでなく、アニメーターの育成や仕事環境にも心を配られることを伺いたいと思っています。また、『彼女と彼女の猫 -Everything Flows-』もすばらしく、もっともっと世界に向かって発信されるのか伺いたいと思っています。

韓国出身で、日本マンガを研究されるユーさんは、英語・仏語・日本語そして韓国語を話し、フランス、カナダにもお詳しい方です。韓国の国立コンテンツ高校のこと、世界から見た日本のマンガ・アニメを、ユーさんの視点で語っていただきます。さらに、各国で注目され始めた、京都精華大学の「マンガの原画'(ダッシュ)」プロジェクトなども伺います。
WAT 2016上映の京都上映、お見逃しなく。お友だちにもご紹介ください。
詳しくは>>http://risseicinema.com/

※ ※ ※ ※ ※

花開くコリア・アニメーション名古屋会場を主催された、シネマコリアの西村さんから、開催のご報告が届いたので、転載します。すばらしい上映会をなさったようです。

5/28(土)・29(日)両日、愛知芸術文化センターにて開催いたしました
「花開くコリア・アニメーション2016名古屋会場」盛況のうちに終了しました。
おかげさまで、短編3プログラム、長編ともに過去最高の入り。総観客数も新記録でした。

これまでは長編についての問い合わせが多かったのですが、今年は新聞記事で短編に興味を持ってのお問い合わせが何件かありました。昨年に引き続きファミリーでのご来場もあり、お子様が声をあげて楽しまれていたのが印象的でした。

規模的にはささやかなイベントですが、韓国インディーズ・アニメーションの存在がより一層、認知されてきたように感じられた、今年の“花コリ”です。

“花コリ”は2008年に東京で始まりました。来年は日本開催10回目となります。作品供給元のインディ・アニフェストも本年からアジアコンペ部門を設け「アジアのインディーズ・アニメーション映画祭」へと変貌しようとしています。来年の“花コリ”もどうぞご期待ください。

ご来場の皆様、そして広報にご協力いただきました皆様、誠にありがとうございました。本年はご参加いただけなかった皆様も含めまして、来年またのお越しをお待ちしております。

花開くコリア・アニメーション公式サイトでは、観客賞が発表されているほか、フェイスブックで当日の写真が掲載されております。また、シネマコリアのツイッター・アカウントでは観客の皆様の感想ツイートやブログ記事などを紹介させていただいております。宜しければ、ご一読ください。
花開くコリア・アニメーション公式サイト>>
シネマコリアのツイッター・アカウント>>

来年も、すばらしい開催を期待しています!

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