オフィスH  誠信の交わり

オフィスH(オフィスアッシュ)のブログです。世界から、豊かな物語を紡ぐ個性的なアニメーション映画や独立系作家に役立つ情報を紹介します。

埼玉県朝霞市の大晦日。雪が舞い始めました。
寒いわけだ・・・

国際アニメーション協会(ASIFA)が主催する、Annie Awards(アニー賞)の候補作品が発表されました。
短編アニメーション部門に、桑畑かほる・マックス・ポーター監督作品の『Negative Space』がノミネート!
https://annieawards.org/nominees/production-categories/best-animated-short-subject

Negative Space』は、WAT 2016で『Between Times(ビトイーン・タイムズ』を紹介した、Ruさんとまっくんのアニメーション制作ユニットTiny Inventionsがフランスのプロデューサーと組んで制作した短編。
父親に”荷物は一分の無駄もなくスーツケースに収めることを善しとする性格”に育てられた男が、その父の葬儀に向かう心理を描く。
Trailer on Vimeo>>

サムシングレフト・サムシングテイクン』から格段に、物語と動画の腕を上げた、Ruさんとまっくん。
すでに世界の映画祭で絶賛を浴び、いよいよ究極の賞レースへ!
アニー賞、フランスのセザール賞(※)、そしてオスカーへ邁進してほしい。

ここにまたひとり、世界的な評価を受ける日本出身のアニメーション監督がいて、豊かな物語を紡いでいます。
嬉しいですね。

※ セザール賞2018年 短編アニメーション部門1次選考対象に選ばれ、12月に試写されたそうです。
フランス映画アカデミー会員の選考を経て、1月31日に4本の本選ノミネート作品が発表され、3月2日の授賞式で最優秀賞が発表されます。
短編アニメーション部門ノミネート12作品>>

そして、
Best Animated Feature-Independent(インディペンデント長編アニメーション映画)部門
片渕須直監督の『この世界の片隅に』

神山健治監督の『ひるね姫 ~知らないワタシの物語~』

日本で、朗報を待とう。

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