オフィスH  誠信の交わり

オフィスH(オフィスアッシュ)のブログです。世界から、豊かな物語を紡ぐ個性的なアニメーション映画や独立系作家に役立つ情報を紹介します。

「花開くコリア・アニメーション2018+アジア」名古屋会場、 『Negative Space』で本年オスカーにノミネートされたTiny Inventions自主企画の短編アニメーション4本、すべて見せます!
オフィスHの伊藤が「ボーダーを越える作家たち」のトークもさせていただきます(8月5日)。


シネマコリアの西村さんから、今年の花開くコリア・アニメーション2018+アジア in 名古屋の開催要領が発表されました。

テーマは、韓国・アジアから世界を観る
<脱北した女性のドキュメンタリーから、米アカデミー賞ノミネート作まで>
<韓国短編29本とアジア短編9本、一挙上映!>

タイムリーですね!
1957年から休戦状態が続く朝鮮半島に新しい歴史が始まるかもしれない。
世界の映画・アニメーション界でも、女性とマイノリティがパワーを発揮している。

■日時:8月4日(土)13時~/交流会20時~、8月5日(日)12時~
■会場:愛知芸術文化センター 12階 アートスペースEF
■入場料:1プログラム 一般1,000円 高大生500円 中学生以下無料
■プログラムの紹介
短編プログラム1「場+幻想」>> 
短編プログラム2「記憶+時間」>> 
短編プログラム3「心+体」>>
アジア短編プログラム「アジアへの扉」>>
★ アジア短編プログラムには、ポーランド人監督が日本滞在中に制作した日本語作品『黒』、母親が中国語で、娘が英語で文化大革命について語る『Tough』など、様々な形でボーダーを越えた作品が収録されています。

8月4日13時~上映&トーク「カン・ヒジンの世界」>>
韓国からのゲストは、脱北した女性の日常と思いを綴ったドキュメンタリー・アニメーション『花咲く手紙』(短編プロ1上映作)のカン・ヒジン監督です。
北朝鮮で生まれ育ち、現在は韓国で暮らす若い女性2人が、これまでの体験や今思っていることを語る。そのインタビュー内容にあわせてアニメーションが作成されています。
社会派な内容ですが、カン監督の柔らかいタッチの絵が、観客をアニメーションの世界に没入させ、2人の経験を「わがこと」のように感じさせてくれる逸品です。

カン監督のトークでは、同監督の大学卒業制作作品『お婆の海』(2012年)、最新作『お守りの意味』(2018年)も上映。
前者は、済州島の海女にインタビューしたドキュメンタリー・アニメーション。
後者は、韓国の民間信仰を紹介した作品です。なお、この2作品の字幕翻訳は、愛知淑徳大学で字幕翻訳を学ぶ大学生の皆さんに担当していただきました。
★ 新しい試みとして地元の大学と協同し様々な形での学生参加プロジェクトがスタート。

8月5日12時~ 上映&トーク「ボーダーを越える作家たち」>>
アジア短編プログラム「アジアへの扉」では、米アカデミー賞にノミネートされた話題作『Negative Space』が上映されます。この作品は、アメリカ人と日本人の監督、そしてフランスのプロデューサーによってボーダーレスに生み出されたアニメーション。

上映&トーク「ボーダーを越える作家たち」では、『Negative Space』のマックス・ポーター、桑畑かほる監督がこれまで自主制作した短編3作品を特別上映
『サムシングレフト・サムシングテイクン』(アメリカ/2010年)
『ビトイーン・タイムズ』(アメリカ、オランダ/2014年)
『Perfect Houseguest』(アメリカ/2015年)
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『Perfect Houseguest』 (c) Tiny Inventions
Tiny Inventionsの桑畑&ポーター監督の制作活動を応援してきた伊藤が、欧州を中心としたインディ系制作事情もトークさせていただきます。

詳しくは公式サイト>> 

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