練馬のアニメーション活動センターの会報に、東京・三鷹でアニメ教室を行ったという記事があり、紹介します。
子どもたちが楽しんだようですね。指導された有原誠治さんは「アニメは見るものだけでなく、アニメは自分で作れるんだということを伝えたい」と。まったく同感です。
”アニメをつくって楽しい”という思い出だけでなく、何をつくるのか?何を伝えたいのか?自分は何を考えるのか?そして誰に、それを伝えたいか?を子どもが進んで考えるツールにアニメ作りがなるようにしたいですね。それがアニメーテッドラーニングです。
手づくりアニメワークショップ in 三鷹 ―― 山本アンナ
三鷹の天文台といえば、春にはタケノコ、蕗の薹、タラの芽、こごみ、ノビルなどが採れ、少し下を流れる野川周辺の” ホタルの里” では、ワサビが育ち夏にはわずかながらホタルが翔ぶ、とても気持ちの良いところなのです。光ヶ丘公園のように広々と、とはいきませんが、会場の” 星と森と絵本の家” は大正時代の古民家(かつての天文台官舎)と庭を使って、たくさんの絵本が読めたり自然の遊びや創作の体験ができる魅力ある場所です。
ワークショップでは、練馬の子どもたちと同じく、三鷹の子どもたちもとても真剣に夢中になってアニメ作りに取り組み、一人で何作品も作る子や親子で楽しむ姿が見られました。完成した作品がプロジェクターを通してスクリーンに映し出される時が一番嬉しいようでしたが、みんなそれぞれに頭をひねって生み出した作品なのだから、その気持ちはよく分かります。後でワークショップの時に撮った写真を見たら、子どもたちの様子が、まるでどこかのアニメ制作会社の仕事風景のようで可笑しかったです。
ワークショップの後で、有原さんが「ほとんどの子ども達がアニメは見るもので、自分で作れるとは思っていない。そうではなくて、アニメは自分で作れるんだということを伝えたい」と語っていましたが、私だって子供の頃にアニメが自分で作れるなんて考えたこともありませんでした。知りたかったなぁ、もっと早く ・・・
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