オフィスH  誠信の交わり

オフィスH(オフィスアッシュ)のブログです。世界から、豊かな物語を紡ぐ個性的なアニメーション映画や独立系作家に役立つ情報を紹介します。

こんにちは、オフィスHの伊藤です。

WAT 2019 女性監督ドキュメンタリー・アニメーション
<ヴィジュアルに、発信する女性たち>
http://www.wat-animation.net/
明日 6月29日(土)、下北沢トリウッドで開幕します!

初日6/29 15:30 Bプロ上映後、日本のドキュメンタリー・アニメーション「Birth」シリーズの若見ありささん、荒井知恵さん、こぐまあつこさん、大橋弘典さん、池田爆発郎さんの舞台挨拶があります。
★ 出産の数だけ生まれるドラマ!総合監督の若見ありささんがシリーズ誕生談をツィートしています>

第1週のトークイベント
7/5(金) 20:10 Aプロ 上映後 
若見ありささん&ドキュメンタリー映画監督 坂上香さん(『Lifersライファーズ 終身刑を超えて』『トークバック 沈黙を破る女たち』)

海外のドキュメンタリー映画祭で審査員をなさっている坂上監督によると、「2000年代の半ばからすでにアニメドキュメンタリーがサブジャンルとして成立していて、日本では未だに珍しがられる状態」。
若見さんと仕事をされて、アニメーションに広がりを感じたと言う坂上さん。
お二人からどんな話しが語られるか、とても楽しみです!

7/7(日) 15:30 Cプロ 上映後 ◇韓国から来日!
キム・イェヨン監督、キム・ヨングン監督 

『フェルーザの夢とともに』 エチオピアの少女フェルーザの夢を実現しようと奔走した、韓国の監督夫妻のトーク。
本作は韓流ドラマのように軽快ですが、フェルーザが生きる社会の保守性-女子の早婚と結納金を当てにする父親、女性の高等教育や就労機会の壁といった、人権やジェンダーの問題が見えてきます。
これらは、日本のわたしたちと無縁の話ではありません。
韓国の監督たちの視線は他人事ではなく、わたしたち日本の社会をも見通しているようです。


☆ ☆ ☆ ☆ ☆
「アヌシー」に例年以上の日本人が出向かれたよう。ヨーロッパのアニメーション界の一部を見聞されたことでしょう。
ヨーロッパのアニメーション界は動いています。

CARTOONのピッチセッションは秋から目白押し>
Cartoon Forum(9月)にエントリーした、TVアニメーションのプロジェクトだけでも幅広さが分かるし、日本の嗜好性との違いを感じます>

ヨーロッパ・アニメーションのオスカーとも言える、European Animation Awards (EAA)  Emille Award(エミーユ賞) 
のノミネーションは10月18日発表。
11月30日までオンライン投票。エントリーすれば、日本からも投票できます!
ただし、対象はヨーロッパで製作されたアニメーション。

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