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WAT 2019 女性監督ドキュメンタリー・アニメーション巡回第2弾 京都・出町座
9月1日 映画パブリシスト・岸野令子さんのトーク決定
『金子文子と朴烈』ヒットの仕掛け人が、韓国のフェミニズム再起動現象を読み解く!
「”生きづらさ”に挑む、韓国の女性監督」


WAT 2019@京都・出町座 8月31日(土)~9月13日(金)
初日・特別イベントと2日目トークイベントの特別ゲストが決定しました。

★ 8月31日(土) 初日・特別トークイベント 竹宮惠子さん
    「道を拓くエネルギー」


WAT 2019上映後 18:30開始(約60分、19:30終了予定)
会場:出町座 フリースペース
※WAT 2019参観の方がご参加いただけます(参加無料・当日先着順50名)

特別ゲスト:竹宮惠子さん(漫画家/京都精華大学大学院研究科教授、京都精華大学国際マンガ研究センター長、日本マンガ学会会長、日本漫画家協会理事、国際日本文化研究センター運営会議委員)

大ヒット作『風と木の詩』で“BLの祖”と評され、恋愛物、長編歴史物、SF、ファンタジーと多岐にわたる作品で多くのファンを魅了する漫画家・竹宮惠子さん。日本初のマンガ学部を開設した京都精華大学で教鞭を執り、2014年に女性漫画家初の大学学長に就任するなど、常に時代をリードし、道を拓かれてきました。
画業50年記念展覧会「竹宮惠子 カレイドスコープ 50th Anniversary」開催中の京都で、少女マンガを変革する“カウンター"と自他共に認める竹宮惠子さんに「道を拓くエネルギー」を伺い、参観者と<ヴィジュアルに、発信する女性たち>の未来を語り合います。(聞き手: WAT 2019主催・オフィスH 伊藤裕美)
出町座のイベント情報> 

★ 9月1日(日) 2日目トークイベント 映画パブリシスト 岸野令子さん
    韓国映画『金子文子と朴烈』ヒットの仕掛け人が、
    韓国のフェミニズム再起動現象を読み解く!
    「”生きづらさ”に挑む、韓国の女性監督」

WAT 2019上映後 14:50開始(約60分、15:50終了予定)
会場:出町座 フリースペース
※WAT 2019参観の方がご参加いただけます(参加無料・当日先着順50名)

特別ゲスト岸野令子さん(映画パブリシスト)

韓国では民主運動を経て、民主派の金大中大統領が採った映画振興政策でも、女性監督は依然として<商業作品>から排除され、自分たちの問題を映画で表現するフェミニズム的な傾向を強めました。彼女たちが問題にしたのは儒教的伝統に根ざした家父長制による女性差別です。
小説「82年生まれ、キム・ジヨン」はチョン・ジェウン監督『子猫をお願い』(01年)のその後であり、小説の大ヒットは15年後も韓国社会での女性の<生きづらさ>が変わらないことを示しています。
<生きづらさ>に挑むインディーズ女性監督たちを、彼女たちが社会的な視野を持つに至った社会背景を交えて紹介します。(聞き手: WAT 2019主催・オフィスH 伊藤裕美)
出町座のイベント情報> 
岸野令子さんの主な配給作品-「髪結いの亭主」「永遠なる帝国」「もし、あなたなら~6つの視線」「永遠の語らい」「金子文子と朴烈」/主な宣伝作品-「赤毛のアン」「子猫をお願い」「ほとりの朔子」「ニッポン国VS泉南石綿村」/主な企画-大阪韓国映画祭1994、中国映画祭(ホクテンザ)、燃える7時間~日韓映画バトル
京都・出町座では、WAT 2019 女性監督ドキュメンタリー・アニメーション全13本を3プログラム構成―1日2プログラム編成で上映します。

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