オフィスH  誠信の交わり

オフィスH(オフィスアッシュ)のブログです。世界から、豊かな物語を紡ぐ個性的なアニメーション映画や独立系作家に役立つ情報を紹介します。

ゲーテ・インスティトゥート東京のライブ配信トークプログラム #STUDIO202 お知らせです。

日時:2020年4月17日 18:00~20:00
配信チャンネル:
facebook.com/goethe.institut.tokyo (英語)
twitter.com/GI_Tokyo (日本語)
日本語・英語同時通訳付き二か国語配信

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「最近、『いつになったらコロナが終息して、いつもの状態に戻るのだろうか』という質問を頻繁に受けるが、それに対して私は『決して戻らない』と答えている」(マティアス・ホルクス、未来研究者)

ジャーナリストの津田大介氏のナビゲートで送るトーク・プログラムStudio202X の第三回は、「グローバリゼーションと国境封鎖」がテーマ。

グローバル展開する経済、そして国民国家的政治の可能性、その両者の力関係に、コロナ危機がどのような影響を与えているだろうか。

コロナウイルスのパンデミックに伴って、国民国家がものすごい速度で国境を封鎖しており、われわれはその目撃者となっている。国境は閉鎖され、国際線の運行がストップし、海外にいる自国民は帰国を促されている。グローバルに拡大するコロナウイルスを封じ込めるには、国という実体があって、初めて対策が可能だと信じられているようだ。このように国民国家的思考を強化することは、グローバル化やコスモポリタニズム、国際協働といった考え方にとって、どのような影響を持つのだろうか。コロナの後の国際的な世界秩序のパラメーターを新たに決定するとしたら、それに役立つようなヒントは、現状、どこに見出すことができるだろうか。

この点について、マルクス・ガブリエル(ボン大学教授、哲学者)、三牧聖子(高崎経済大学准教授、国際関係論)、将基面貴巳(ニュージーランド・オタゴ大学教授、歴史学)の各氏をゲストに、津田大介が議論を繰り広げる。

#Studio202X は、ゲーテ・インスティトゥート東京がフェイスブック及びツイッターで配信するトーク・プログラムで、日常生活における具体的な危機管理対策というレベルを越えて、コロナウイルスの危機が今後、文化・芸術にもたらすかもしれない状況に視線を向けます。ゲストには、国内外の各界アーティストに加えて、哲学、社会学、心理学、法学などの専門家を迎え、さまざまな側面から目下の状況に迫り、この危機がもたらす社会的変化のシナリオについて、津田大介氏が問いかけてゆきます。

視聴中の方も、ゲストへの質問を投稿することで、ディスカッションに参加することができます。

今後の配信予定
4月24日(金)時間未定

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